気象庁は、大雨などの自然災害に備えるために、それぞれの自治体に発表する警報を5段階のレベルで設定しています。
その5段階の警戒レベルのうち、最も高いレベル5に相当するのが、「大雨特別警報」です。
この自分や大切な人の命にもかかわるほど重要な「大雨特別警報」について学びましょう。
大雨特別警報が意味すること
「大雨特別警報」が発表されるということは、その発表された対象の地域が、
数十年に一度の、これまでに経験したことのないような、重大な危険が差し迫った異常な状況
気象庁
にある、ということです。
そのため、通常とは異なる最大級の警戒が必要だということです。
それでは、具体的にどのような対策を取るべきでしょうか。
大雨特別警報が出たら何をする?
「大雨特別警報」が出たら、まず自治体が発表する情報や、周囲の状況を確認します。例えば、自分のいる場所が浸水していたり、避難所までの道が安全に通れる状況か、ということをチェックします。
そして、避難場所までの移動が危険だと判断される場合には、近くの頑丈な建物に移動したりすることが考えられます。
また、外の状況がすでに危険な場合は、無理に避難場所まで向かうということはせず、建物の2階以上に避難し、また近くに崖や斜面などがある場合には、そういった崖などとは反対側の部屋に移動したりすることも重要です。浸水や土砂災害から身を守るためです。
このように、少しでもリスクを避け、自分や周りの人の命が助かる可能性が高い行動を取るようことが大切です。
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