2019年1月20日、男性で世界最高齢だった日本人、野中正造(のなか・まさぞう)さんが、死去した。113歳だった。
野中正造さん
野中正造さんは、1905年(明治38年)7月25日に生まれた。北海道十勝管内足寄町に住んでいた。
旅館「野中温泉」の2代目として旅館経営してきた。引退後も、同旅館で暮らしてきたようだ。
「野中温泉」は、雌阿寒岳の麓にある旅館で、野中正造さんの父親によって大正時代に創業された。
長生きの秘訣
温泉が大好きで、甘いものに目がなかったらしい。そして、これらのことは、自身が長生きの秘訣として、挙げていたようだ。
ギネスに登録
2018年4月には、ギネスワールドレコード社から、「存命中の最高齢(男性)」として認定されていた(認定当時は、112歳と259日)。
これまでに世界で最も長生きした男性は…?
ちなみに、野中正造さんは「存命中の」最高齢の男性として、ギネスに認定された。
それでは、これまでに、つまり2019年1月現在で、世界で最も長生きした男性とされているのは、誰だろうか。
これまでに世界で最も長生きした男性とされているのは、日本人の木村次郎右衛門さん。
木村次郎右衛門さんは、2013年6月に116歳54日で亡くなったという。この記録は、まだ破られていないのだ。
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参考資料:
・『男性世界最高齢、足寄の野中さん死去 113歳』、北海道新聞、2019年1月20日、https://www.hokkaido-np.co.jp/article/268587
・『世界最高齢男性、野中正造さんが死去 113歳』、CNN.co.jp、2019年1月21日、https://www.cnn.co.jp/world/35131508.html
・『ギネス世界記録2019』、角川アスキー総合研究所、2018年9月6日