足へんに危ないで「跪（足危）」という漢字は何？読み方・意味・熟語「跪拝・三跪九叩頭の礼」

足偏（あしへん）に危ないの「危」と書いて「跪」という漢字があります。

さて、この漢字の読み方や意味をご存じですか。「跪拝」や、歴史では「三跪九叩頭の礼」という言葉で使われます。

今回は、「跪」という漢字についてご説明します。

「跪」の読み方　音読み・訓読み

「跪」は、音読みで「キ」と読みます。

また、訓読みでは「ひざまず（く）」と読みます。

「跪」の意味

「跪」は、その訓読みからも分かるように、「ひざまずく」という意味です。

ひざを地面についてかがんだり、座ることをいいます。

それでは、「跪」を使った言葉を見ていきましょう。

「跪拝」とは　読み方と意味

「跪拝」は「キハイ」と読みます。

ひざまずいて拝む、という意味です。

漢字の順序を入れ替えて「拝跪（はいき）」とも書きます。

「三跪九叩頭の礼」とは　読み方と意味

「三跪九叩頭の礼」は「さんききゅうこうとうのれい」と読みます。

これは、中国の清王朝の時代に行われた、皇帝に拝謁する際の臣下の礼のことです。

皇帝に謁見する際、臣下は跪いて土下座をし、頭を3度地面に打ち付けたといいます。

これを計3回繰り返したので、「三跪（3回跪き）」、「九叩頭（9回頭を打ち付ける）」の礼というわけです。

映画『ラストエンペラー（⇒https://amzn.to/3RLtCPy）』でもこのシーンがあったと記憶しています。

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