
門構え(門がまえ)に「山」と書いて、「閊」という漢字がある。
さて、この「閊」が読めるだろうか。
話し言葉では「閊える」という言葉でよく使うが、漢字で書くことはあまりないだろう。
「閊」の読み方 音読みと訓読み
「閊」は、訓読みで「つか(える)」と読む。
音読みはないようだ。
「閊」の意味
「閊」は、「つかえる」とか「とどこおる」、「つまる」という意味である。
「閊」を使った言葉をみてみよう。
「閊える」の読み方と意味
「閊える」は「つかえる」と読む。
例えば、「餅が喉に閊える」とか、「後ろが閊えている」という風に使う。
普段はよく使う言葉だが、なかなか漢字を使って書くことはないのではないだろうか。
ところで、同じ門構えの漢字で「闖」という漢字がある。この「闖」という漢字はご存じだろうか。
答えは、以下の記事に書いたので、ご興味のある方はどうぞ。
⇒「闖(門構えに「馬」)」は何と読む?難読漢字の読み方・意味・使い方 「闖入」など
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年