田の下に「華」の下の部分を組み合わせると、「畢」という漢字になります。
例えば、「畢竟」といった言葉で使われる漢字です。
今回は、漢字「畢」について学びましょう。
「畢」の読み方 音読み・訓読み
「畢」の音読みは「ヒツ」です。
また、「畢」の訓読みは「お(わる)」「ことごと(く)」です。
「畢」の意味
「畢」には、「おわる」とか「おえる」という意味があります。
また、「ことごとく」とか「すべて」という意味もあります。
「畢竟」とは 読み方と意味
「畢竟」は「ひっきょう」と読みます。
「畢竟」の意味は、「つまるところ」とか「行きつくところ」、「要するに」、「結局のところ」です。
例えば、「畢竟人は死から逃れることはできない」という風に使います。
「畢竟するに」という文言で使われることもあります。「畢竟するに」とは、「要するに」とか「結局は」という意味です。
「畢生」とは 読み方と意味
「畢生」は「ひっせい」と読みます。
「畢生」とは、「終生」とか「生涯」という意味です。「生を終えるまでの期間」のことを指します。
特に、「畢生」は、一生涯をかけた重大な事柄であることを示すために使われる言葉です。
例えば、「畢生の大業」という風に使います。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年