りっしんべん(小)に各で「恪」という漢字があります。
この漢字「恪」の読み方や意味が何か分かりますか。
簡単な漢字ですが、一般にはあまり使われません。
「恪」の読み方 音読み・訓読み
「恪」の音読みは「カク」です。
また、「恪」の訓読みは「つつし(む)」です。
「恪」の意味
「恪」には、「つつしむ」や「つつしみ」という意味があります。
「恪む(つつしむ)」とは、「物事をまじめ、または几帳面に行う」という意味です。
「恪勤」の読み方と意味
「恪勤」は「かっきん」もしくは「かくごん」や「かくご」と読みます。
「恪勤」とは、「真面目に職務に励むこと」という意味です。
「諸葛恪」とは
諸葛恪(しょかつかく)は、中国の三国時代(三国志)に活躍した武将・政治家で、字(あざな)は「元遜」です。
有名な諸葛亮(諸葛孔明)の兄である諸葛瑾の長男です(つまり、諸葛亮の甥にあたります)。
諸葛瑾が呉の武将で、諸葛恪も呉に仕えました。
幼いころから頭が良く、そのことを示すエピソードも数多く残っています。
孫権亡き後、呉の実権を握るまでに至りますが、戦争での失敗や独断政治などのツケが回り、一族もろとも殺害されることになります。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年