りっしんべんに「合」と書いて「恰」という漢字があります。読み方や意味が何か分かりますか。
例えば、「恰好」という言葉で使われますが、最近はあまり漢字で書いてあるのを見る機会は少ないですね。
「恰」の読み方 音読み・訓読み
「恰」の音読みは「コウ・カッ」です。
また、「恰」の訓読みは「あたか(も)」です。
「恰」の意味
「恰」には、「あたかも」や「まるで」という意味があります。
「恰も(あたかも)」とは、「まるで」や「ちょうど」という意味で使われる言葉です。
「宛も」と書かれることもあります。
「恰好」とは 読み方と意味
「恰好」は「かっこう」と読みます。
「恰好」には、「外見」、つまり「外から見た姿」という意味があります。
「格好良い」とは「外見が良い」という意味ですが、最近では「かっこいい」という風に書かれることが多いですね。
また、「恰好」には「ちょうどよいこと」という意味もあります。
この意味においては、「格好の機会」という風に使います。
なお、「恰好」は「格好」と書くこともあります。
「恰幅」とは 読み方と意味
「恰幅」は「かっぷく」と読みます。
「恰幅」とは、「体つき」という意味です。
特に、「どっしりとした体格」や「がっちりとした体格」のことを「恰幅が良い」という風に表現します。
オススメの漢字辞典
今回の記事はどうでしたか。もし興味深く読んでいただけたなら、とても嬉しいです。
日本にはとても数多くの漢字があります。そして、漢字辞典を読むたびに新たな発見があります。
そんな奥深い世界に触れてみませんか。
私がオススメする漢字辞典をリストアップしましたので、ぜひご覧ください。
また、当ブログでは、私がオススメする漢字辞典ほどではありませんが、漢字や日本語に関する様々なトピックを掲載しております。
ぜひご覧ください。
↓
「カンタの日本語事典」トップへ
-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年