
手偏(てへん)に「決」の右側を書くと、「抉」という漢字になります。
この漢字はなかなか見かけませんが、例えば「抉じ開ける」や「抉る」といった言葉は普段でもよく使われるものです。ぜひ知っておきたい漢字ですね。
「抉」の読み方 音読み・訓読み
「抉」の音読みは「ケツ」です。
また、「抉」の訓読みは「えぐ(る)・こじ(る)・こ(じる)」です。
「抉」の意味
「抉」には、「えぐる」や「こじる」という意味があります。
「抉る(えぐる)」とは、「刃物などを突き刺して回す、くりぬく」という意味や、「物事の内部を鋭く指摘する」という意味です。
例えば、「芽を抉り取る」というと、「芽をくりぬく」という意味ですね。
「抉る」は「刳る」もしくは「剔る」と書くこともあります。
「抉る・抉じる(こじる)」とは、「隙間などに細長い物などを差し込んでねじる」という意味です。
例えば、「ドアを抉じ開ける」という風に使います。
くわしくは、以下の記事をご覧ください。
「剔抉」とは 読み方と意味
「剔抉」は「てっけつ」と読みます。
「剔抉」には「抉りだすこと」や「掘り出すこと」という意味があります。
例えば、「把羅剔抉(はらてっけつ、はらてきけつ)」とは、「隠れた人材を広く求めて用いること」や「人の欠点や秘密などを暴くこと」という意味の四字熟語です。
また、「剔抉」には「隠された不正などを暴くこと」という意味もあります。
なお、「剔抉」は、漢字の順序を逆にして「抉剔(けってき)」と書くこともあります。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年
