
女偏(おんなへん)に古いと書いて、「姑」という漢字があります。
最近は少なくなったようですが、昔は姑と嫁の仲というのは家庭内の問題であったこともありましたね。
「姑」は漢字検定で準1級の漢字ですが、一般でもよく使われますので、知っておきたい漢字です。
「姑」の読み方 音読み・訓読み
「姑」の音読みは「コ」です。
また、「姑」の訓読みは「しゅうとめ」「しゅうと」「しばら(く)」です。
「姑」の意味
「姑」は「しゅうとめ」、つまり夫の母親のことを指します。
「姑」には「妻の母」という意味もありますが、「夫の母」という意味で使われることが多いですね。
昔は夫の家に妻が入る形の家庭が多かったからではないでしょうか。
「姑」の反対・対義語は何?
「姑」の対義語は「舅(しゅうと)」です。
つまり、「妻の父」もしくは「夫の父」のことです。
「姑息」とは 読み方と意味
「姑息」は「こそく」と読みます。
「姑息」の意味は、「その場逃れ」とか「一時の間に合わせ」といったものです。
「姑息な手段」という風に使います。
「姑息」には、元来「ずるい」とか「卑怯」という意味はなかったんですね。
ただ、最近では「その場逃れ」の意味が転じて「ずるい」という意味合いで使われることが多いですね。
「小姑」とは 読み方と意味
「小姑」は「こじゅうと」と読みます。
「小姑」とは、「配偶者(妻や夫)の姉妹」を指します。
「姑の十七見た者ない」の意味
「姑の十七見た者ない」もしくは「姑の十七見た者がない」ということわざがあります。
若かった頃の自慢話を姑は言うけれど、当時の姑の姿を見たものはいない、という意味です。
これが転じて、「本当かどうか分からない」とか「当てにならない」という意味で使われます。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年
