
雨冠(あめかんむり)に業務の務で「霧」という漢字の意味が分かりますか。
山など標高が高い場所で発生することが多い気象現象です。
「霧」の読み方 音読み・訓読み
「霧」の音読みは「ム」、常用外で「ブ」です。
また、訓読みは「きり」です。
「霧」の意味
「霧」は「きり」という意味の漢字です。
「霧(きり)」とは、「水蒸気が地表や水面近くで細かい水滴となり煙のように立ち込める現象」のことです。
また、「霧」には「水などの液体を細かい粒状にして空中に吹き飛ばしたもの」を意味することもあります。
「霧」と「霞」の違い
「霧」と似たような現象に「霞(かすみ)」がありますが、「霞」は文学的・情緒的な言葉で、「霧」と「霞」は明確に区別されません。
ただ、俳句などの世界においては、「霧」は秋に発生するものを指し、「霞」は春のものを指します。
「霧散」とは 読み方と意味
「霧散」は「むさん」と読みます。
「霧散」とは、「霧が散るように跡形もなく消え去ること」という意味です。
「霧散霧消」は、「霧散」を強調したような意味になります。
「霧中」とは 読み方と意味
「霧中」は「むちゅう」と読みます。
「霧中」とは、「霧の中」という意味で、これが転じて「予測や予想がつかないこと」という意味でも使われます。
特に、「五里霧中」という四字熟語で使われます。
「霧笛」とは 読み方と意味
「霧笛」は「むてき」もしくは「きりぶえ」と読みます。
「霧笛」とは、「霧が深くて視界が悪いとき、衝突などの事故を防ぐために船や東大が鳴らす汽笛」のことです。
「霧氷」とは「むひょう」と読みます。
「霧氷」とは、「木の枝などについた霧が凍ってできる現象や、その氷」のことです。
「樹氷」や「樹霜」などの総称です。
「濃霧」とは 読み方と意味
「濃霧」は「のうむ」と読みます。
「濃霧」とは、「見通しが利かないほど、濃くて深い霧」のことです。
天気予報などの「濃霧注意報」でよく使われる言葉です。
「煙霧」とは 読み方と意味
「煙霧」は「えんむ」と読みます。
「煙霧」とは、文字通り「煙と霧」のことですが、特に「工場から出る煙や車の排気ガス、黄砂などの砂塵が空中にたまって霧のようになったもの」という意味で使われることが多いです。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年
