草冠(くさかんむり)に倉と書いて「蒼」という漢字があります。
例えば、「蒼穹」といった言葉で使われます。
今回は、漢字「蒼」について学びます。
「蒼」の音読み・訓読み
「蒼」の音読みは「ソウ」です。
また、「蒼」の訓読みは「あお・あお(い)・しげ(る)」です。
「蒼」の意味
「蒼」には、「あおい」という意味があります。
「蒼い(あおい)」とは、「草のような緑がかった青色」という意味です。また、「生気がない」という意味もあります。
「蒼」には、また「草木が生い茂るさま」という意味もあります。
「蒼海」の読み方と意味
「蒼海」は「そうかい」と読みます。
「蒼海」とは、「広々とした青い海」という意味です。
「蒼穹」の読み方と意味
「蒼穹」は「そうきゅう」と読みます。
「蒼穹」とは、「青空」や「大空」という意味です。
・蒼穹の昴
「蒼然」の読み方と意味
「蒼然」は「そうぜん」と読みます。
「蒼然」とは、「色があおあおとしているさま」もしくは「青ざめているさま」という意味です。
また、「薄暗いさま」という意味でも使われます。
「蒼天」の読み方と意味
「蒼天」は「そうてん」と読みます。
「蒼天」とは、「青空」という意味で、上述の「蒼穹」と同じ意味です。
「蒼茫」の読み方と意味
「蒼茫」は「そうぼう」と読みます。
「蒼茫」とは、「果てしなく青々としているさま」という意味です。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年