
雨冠(あめかんむり・あまかんむり)の下に相と書いて「霜」という漢字の読み方や意味が何か分かりますか。
常用漢字ですので意味や訓読みを知っている人も多いと思いますが、音読みを知っている人は意外と少ないかもしれません。
「霜」の読み方 音読み・訓読み
「霜」の音読みは「ソウ」です。
また、訓読みは「しも」です。
「霜」の意味
「霜」は「しも」という意味を持つ漢字です。
「霜(しも)」とは、寒い日に地面などの上にできる凍った細かい氷のようなものです。
空気中の水蒸気が、冷えた地面や物体に触れて凍ると霜ができます。
また、白髪のたとえとして使われることもあります。
「霜を履んで堅氷に至る」とは
「霜を履んで堅氷に至る」とは、「物事が起こる兆候が見えたら、間もなく大事が起こる」という意味の表現です。
「堅氷」は「けんぴょう」と読みます。
霜を踏むような季節になると、ほどなく堅い氷の張る厳しい冬がやってくるぞ、ということからできました。
物事が起こる前兆が見えたら、それに対する準備を怠るな、ということですね。
「霜枯れ」とは 読み方と意味
「霜枯れ」は「しもがれ」と読みます。
「霜枯れ」とは、読んで字のごとく、霜のために草木が枯れることですね。また、霜が原因で枯れた草木そのものを指すこともあります。
「霜月」とは 読み方と意味
「霜月」は「しもつき」と読みます。
「霜月」とは、陰暦(旧暦)で11月の名前です。
陰暦の月の名前で今でもよく使われるのは、12月を意味する「師走(しわす)」ですね。
「霜柱」とは 読み方と意味
「霜柱」は「しもばしら」と読みます。
「霜柱」とは、土の中の水分が凍って、地表を押し上げるように並び立った柱状の氷のことです。
「霜降り」とは 読み方と意味
「霜降り」は「しもふり」と読みます。
「霜降り」とは、現在では「牛肉で白い網のような脂の混じった部分」という意味で使われることが多いです。
また、「霜のような白い斑点が見られる織物(の柄や模様)」という意味でも使われます。
「霜害」とは 読み方と意味
「霜害」は「そうがい」と読みます。
「霜害」とは、「霜によって農作物や樹木に起こる被害」のことです。
秋や春に起こります。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年
