
木偏(きへん)に春と書いて、「椿」という漢字があります。
ある植物の名前を表す漢字です。
今回は、漢字「椿」について学びましょう。
「椿」の読み方 音読み・訓読み
「椿」の音読みは「チン」です。
また、「椿」の訓読みは「つばき」です。
「椿」の意味 どんな植物?
「椿」は、「ツバキ科の常緑高木」を指す漢字です。
「椿(ツバキ)」の葉は、楕円形で、光沢があるのが特徴です。
日本原産の植物とされ、学名も Camellia japonica と、「日本の」を意味する japonica が付けられています。
また、椿(ツバキ)の種子からは良質の油がとれます(下記「椿油」参照)。
ツバキは「海石榴」や「山茶」と書かれることもあります。
「椿象」とは 読み方・意味
「椿象」は「かめむし」と読みます。
「椿象(かめむし)」は、あの触ると悪臭を放つあの「カメムシ」という虫のことです。
「亀虫」と書くこともあります。
「椿事」とは 読み方と意味
「椿事」は「ちんじ」と読みます。
「椿事」とは、「珍しいこと」という意味です。
「珍事」と書くこともあります。
「椿油」とは 読み方と意味
「椿油」は「つばきあぶら」と読みます。
「椿油」は、椿(ツバキ)の種子からとれる油のことで、整髪用や養毛剤に使われることがあります。
椿油を使用したシャンプーなどの商品も販売されていますね。
「椿餅」とは 読み方と意味
「椿餅」は「つばきもち」と読みます。
「椿餅」とは、「道明寺粉」と呼ばれるもち米粉などを蒸してあんを包み、2枚の椿(ツバキ)の葉で上下から挟んだ餅菓子のことです。
なんと紫式部が書いた『源氏物語』にも記述があるそうです。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年
