
「就」の右側は「尤」という一つの漢字です。
例えば、「尤も」といった言葉で使われます。
今回は、漢字「尤」について学びます。
「尤」の読み方 音読み・訓読み
「尤」の音読みは「ユウ」です。
また、「尤」の訓読みは「もっと(も)・すぐ(れる)・とが(める)」です。
「尤」の部首
「尤」の部首は「尢(だいのまげあし)」です。
この部首を持つ漢字は非常に少ないです。
「尤」の意味
「尤」には、「もっとも」という意味があります。
この「尤も(もっとも)」という言葉が実は曲者なのです。
どういうところが曲者なのか、「尤も」の意味を見てみましょう。
「尤も」の意味は「そのとおり」?「ただし」?「とりわけ」?
「尤も(もっとも)」には、主に3つの意味があります。
1つ目は「そのとおり」とか「道理に合っている」という意味です。
例えば、以下のように使います。
2つ目は「ただし」とか「とはいえ」という意味です。
以下のように使います。
3つ目は「とりわけ」や「最も」、「ずば抜けて」という意味です。
このように、「尤も」には色んな意味が含まれていますので、文の前後関係などでその意味を正確に把握する必要があります。
「尤度」の読み方と意味
「尤度」は「ゆうど」と読みます。
「尤度」とは、「確率統計学において、あるデータが観測されたとき、そのデータが特定の確率分布に従う確率の大きさを示す指標」のことです。「もっともらしさ」を表します。
英語で likelihood と訳されます。
「最尤法」の読み方と意味
「最尤法」は「さいゆうほう」と読みます。
「最尤法」とは、「統計学において、与えられたデータの下で最も尤度が高くなるようなパラメータを推定する方法」のことです。
英語では maximum likelihood estimation (MLE) と訳されます。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年
