敬うの下に木と書いて「檠」という漢字があります。
さて、この「檠」という漢字をご存じでしょうか。
現在では使われない「短檠」などに使われる字です。
「檠」の読み方 音読みと訓読み
「檠」は、音読みで「ケイ」と読みます。
また、訓読みでは「ゆだめ」、「た(める)」、「ともしび」、「ともしびたて」と読みます。
「檠」の意味
「檠」には、「ゆだめ」という意味があります。
「ゆだめ」とは、「弓矯」とも書き、「弓の曲がりを矯め直すこと、またそのための道具」のことです。
また、「ともしび」や「ともしびたて」という意味もあり、この意味で使われる場合は「短檠」、「檠灯」という風に使われることがあります。
それでは、「檠」を使った言葉を見ていきましょう。
「短檠」とは 読み方・意味
「短檠」は「たんけい」と読みます。
昔、屋内の明かりとして使われていたもので、時代劇などで見ることがあります。
背の低い灯台で、台の部分が箱のような形状になっています。
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「檠灯」とは 読み方・意味
「檠灯」は「けいとう」と読みます。
「燭台にともされた灯」を意味します。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年