竹冠(たけかんむり)に「世」と書いて「笹」という漢字の読み方や意味が分かりますか。
パンダが好きなアレのことです。
「笹」の読み方 音読み・訓読み
「笹」には音読みがありません。
「笹」の訓読みは「ささ」です。
そうです。パンダの餌として知られるタケの総称です。
「笹搔き」とは 読み方と意味
「笹搔き」は「ささがき」と読みます。
料理における包丁技術の1種で、ゴボウなどを笹の葉の形のように薄くそぎ切りにする切り方です。
ゴボウなどをくるくる回しながらそぎ切っていく切り方で、料理では基本となるものですね。
鶏肉の「ささみ」を漢字で書くと「笹身」
「笹身」は、「ささみ」と読みます。
鶏肉の「ササミ」のことですね。
ニワトリの胸の部分から取るもので、脂肪が少ないことで有名です。
低脂肪・高たんぱくということで、筋トレでも人気ですね。
最近は、筋トレブームもあって、コンビニなどでもササミのパックが売られています。調理済みですので、すぐに食べられるのが人気のようです。
プロフィット ささみ PROFIT SASAMI 丸善 味付け ささみ 20個 (4種×5) 真空パック ササミ プロテイン チキン 鶏 肉
なぜ「笹身」という漢字を使うのか、というと、この鶏肉が笹の葉のような形をしているからだそうです。
「笹の才蔵」とは
戦国時代に、可児吉長という武将がいましたが、この武将は通称「可児才蔵」という名前で有名です。
この可児才蔵は、かなり強い武将として有名で、戦で多くの首級を挙げていました。
戦で首を持ちきれなったため、仕方なく可児才蔵は持てなかった首に笹の葉をくわえさせてその場に置いておいたそうです。
そして、戦後の論功行賞で、自分が挙げた首級には笹の葉をくわえさせておいた、と主君に報告したということです。
そのため、可児才蔵は「笹の才蔵」と呼ばれるようになりました。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年