数学・算数パズルの一つに、「フォーフォーズ」という有名なものがあります。
「4つの4」などと呼ばれることもあるパズルです。
基本的に四則計算(+、-、×、÷)を使って解きますので、小学生でも楽しめます。
今回は、数学パズルの「フォーフォーズ」について解説します。
「フォーフォーズ」とは
「フォーフォーズ」は、英語の Four fours をそのままカタカナ書きにしたものですね。
4つの4を使って式を作り、様々な数を作るというものです。
基本的には、四則計算(+、-、×、÷)を使って解くことが多いですが、小数点や平方根などを使うルールもあります。
4の数字は、並べて 44 などとしてもかまいません。
例えば、4つの4を使って0を得る場合、以下のような式が考えられます。
0 = 44 – 44
0 = 4 ÷ 4 + 4 – 4
頭の体操にも良いですし、小学生の子供が四則計算や括弧の使用に慣れるためのエクササイズとしても有用な数学・算数クイズですね。
「フォーフォーズ」の問題の例
4つの4を使って、0~10の数を作りなさい。
解答例
0 = 44 – 44 = 4 ÷ 4 + 4 – 4
1 = 44 ÷ 44 = 4 ÷ 4 + 4 ÷ 4
2 = 4 ÷ 4 + 4 ÷ 4
3 = (4 × 4 – 4) ÷ 4 = (4 + 4 + 4) ÷ 4
4 = 4 + 4 × (4 – 4)
5 = (4 × 4 + 4) ÷ 4
6 = (4 + 4) ÷ 4 + 4
7 = 4 – 4 ÷ 4 + 4
8 = 4 + 4 – 4 + 4
9 = 4 + 4 + 4 ÷ 4
10 = (44 – 4) ÷ 4