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ウィンブルドン選手権

テニス4大大会(グランドスラム)の1つ。イギリス・ロンドンのウィンブルドンで開催される。日本語では、「全英オープン」と呼ばれることもある。

グラスコート(芝コート)で行われる。

1877年に初開催され、グランドスラムの中で最も歴史が古く、長い伝統を誇る。そのため、テニス界で最も権威のある大会だとみなされる。

日程

・2017年:7月3日~7月16日

・1週目と2週目の間にある日曜日には、原則として試合が行われない。「ミドル・サンデー」と呼ばれる。

歴史

・1877年:第1回大会が開催される。第1回大会では、男子シングルスのみ。

・1884年:女子シングルスと男子ダブルスが追加される。

・1913年:女子ダブルスと混合ダブルスが追加される。

・1922年:会場が、現在のチャーチ・ロードに移される。この年までは、前年の優勝者は決勝のみ出場し、勝ち上がってきた選手と一発勝負を行う形式だった。

・2013年:開催国イギリスの選手であるアンディ・マレーが優勝する。自国選手が優勝するのは、男子シングルスで77年ぶりで、オープン化以降は初であった。

シード権

・シードを決定するにあたり、世界ランキングを基準とせず、グラスコートにおける成績を基準とする。

ドレスコード

・試合中のみならず練習中も、白を基調としたユニフォームを着用しなければならない。

記録・逸話

・史上最長試合

2010年6月22日~24日の3日をかけて、ジョン・イズナー(イスナー)対ニコラ・マユのシングルス1回戦が行われた。22日、23日と日没順延が続き、3日目の24日についに決着がつく。6-4, 3-6, 6-7, 7-6, 70-68 でイズナーが勝利。

試合時間の合計は、なんと11時間5分。これは、テニス史上最長試合時間記録となった。要したゲーム数は183ゲームで、これも1試合最多ゲーム数となった。また、イズナーとマユ、両者合わせて合計215本のサービスエースが記録された。

・悲願だった自国選手の優勝

2013年に、開催国イギリスの選手であるアンディ・マレーが優勝する。自国選手が優勝するのは、男子シングルスで77年ぶりで、オープン化以降は初であった。

日本人の活躍

・1995年:男子で、松岡修造がベスト8まで進出。

・1996年:女子で、伊達公子がベスト4まで進出。

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参考資料:

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