「ベベル」という言葉がある。
英語 bevel からきていて、それをそのままカタカナ用語にしたものだ。
半導体処理からCG処理、印刷やデザインなど幅広い分野で使用される。
「ベベル」の意味・使い方
「ベベル」は、「斜面」もしくは「斜めに切る」という意味。ただ、日本語で一般に使用される場合には、「面取り」という意味合いで使われることが多い。
しかしながら、「面取り」は「ある物の角などを斜めに削る」という意味であるのに対し、「ベベル」は「斜面」や「面を斜めにする」という意味である。そのため、「面取り」と「斜面」は厳密には意味が異なる。
「ベベル」は、半導体基板などの処理や、CG処理・モデリング、印刷やデザインなど、幅広い分野で使用される。
半導体基板などの処理においては、「ベベル」は基板の端部の面取り処理といった意味合いで使われる。
また、「ベベル」と単体ではなく、「ベベル処理」という形で使われることも多い。
「ベベル」「ベベル処理」は英語で何?
「ベベル」は英語で bevel という。上述したように、そもそも「ベベル」自体が英語の bevel から来ている。
bevel は、「斜面」という名詞のほか、「…を斜めに切る」という風に動詞としても使われる。
また、「ベベル処理」は、英語で bevel processing や bevel treatment と訳される。