「鋳造」とは、金属加工方法の一種で、古くから行われているポピュラーなものです。「鋳金」とも呼ばれます。 身の回りでも、色々なモノが鋳造によって作られています。 今回は、そんな鋳造について簡単に説明します。 鋳造とは 鋳造とは、簡単に言えば「金属を型に流し込んで加工する方法」です。 この型のことを「鋳型(いがた)」と呼びます。 鋳型の中は、作りたい器物などの形の空洞になっています。 この鋳型の空洞に、熱で溶かされたアッツアツの金属を流し込みます。 そして、鋳型の中に流し込まれた金属が冷えて固まったら、鋳型を取り除く、というわけです。 こうして望む形に作り上げたものを「鋳物(いもの)」と呼びます。 別の言い方をすれば、鋳造では、鋳型を使って鋳物を作るわけです。 鋳物の材料 … [もっと読む...] about 鋳造とは?簡単に分かりやすく説明
工学
「元素分析」とは何か 原理と方法
「元素分析」とは、化学物質(有機物・無機物)などを構成する炭素、水素、窒素など元素の種類や構成・組成比を求める手法です。 元素分析では、どのような元素によって化学物質が構成されているかを調べたり(定性分析)、化学物質を構成している元素の量を調べたり(定量分析)することができます。 元素分析の方法 有機化合物の元素分析では、燃焼法が一般的に用いられます。 試料の有機化合物を完全に燃焼すると、二酸化炭素、水、二酸化窒素などが発生します。 発生した元素の種類や重さを検出することで、もとの試料に含まれるそれぞれの元素成分の割合を求めます。 元素分析は英語で何? 元素分析は、英語で elemental analysis といいます。 詳しくは、以下をご参照ください。 ⇒ … [もっと読む...] about 「元素分析」とは何か 原理と方法
「バスバー」とは何か 英語でどう表現するか
半導体などの分野で「バスバー」もしくは「ブスバー」と呼ばれる部材が使われることがあります。 さて、この「バスバー(ブスバー)」とは一体何でしょうか。 「バスバー(ブスバー)」とは何? 「バスバー」は、導体の一種で、操作盤、配電盤、電池などの内部で使用されます。 電気抵抗が低く、大容量の電流を通すことを可能にします。 また、配線も比較的簡単にできます。 「バスバー」の材料 「バスバー」の材料は、主に銅、真鍮、アルミです。 中でも、「銅」は導電性が高く、機械的強度も高いことからバスバーの主材料として使われます。 「バスバー」を英語で 「バスバー」は英語で bus bar … [もっと読む...] about 「バスバー」とは何か 英語でどう表現するか
「アウトガス」とは何か 接着剤やプラスチックから放出
「アウトガス」という言葉を聞いたことがあるだろうか。 アウトガスは、製品から放出される様々な気体のことで、接着剤やプラスチックなどが主なアウトガス放出源として取り上げられることが多い(しかし、これらの物質に限ったことではない)。 例えば、新車を買ったときの車内の匂いなどもアウトガスの一例だ。 このアウトガスによる汚染の影響により、製品の不具合や、時には人体への影響も懸念される場合がある。 「アウトガス」を英語で 「アウトガス」は英語で outgas という。 ただし、日本語では主に名詞として使われるが、英語では outgas は動詞で使われることが多い。 … [もっと読む...] about 「アウトガス」とは何か 接着剤やプラスチックから放出
「転がり抵抗」とは何か その意味と英語
「転がり抵抗」とは、乗り物のタイヤなどで使われる用語だ。 「転がり抵抗」の意味 転がり抵抗とは、ボールやタイヤなどの丸い物、円筒形の物体が転がる際に、その転がりに抵抗する力のことだ。 つまり、転がる力に対する抵抗力のようなもの。 「転がり抵抗」を英語で 転がり抵抗は、英語で rolling resistance という。 rolling friction とか rolling drag と呼ばれることもあり、異なる日本語訳があてられることもあるが、基本的に同じ意味だろう。 … [もっと読む...] about 「転がり抵抗」とは何か その意味と英語