雨冠(あめかんむり・あまかんむり)の下に謁見の「謁」と書いて、「靄」という漢字があります。
「靄」は割と一般的に使われる言葉ですが、漢字で書くことは稀かもしれません。ですので、読んだり書けたりしたら、かっこいいですよね。
今回は、漢字「靄」について学びましょう。
「靄」の読み方 音読み・訓読み
「靄」の音読みは「アイ」です。
また、「靄」の訓読みは「もや」です。
「靄」の意味
「靄」は「もや」や「かすみ」という意味の漢字です。
「靄(もや)」とは、空気中に細かい水滴などが浮遊もしくは含まれているため、遠くのものに青みがかかったり、ものが霞んで見える現象のことです。
「霧(きり)」よりも見通しは良いとされます。
例えば、「靄が立ち込める」という言い方をしますね。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年