山偏(やまへん)に寺と書いて「峙」という漢字があります。
あまり見かけない漢字ですが、例えば「対峙」という言葉で使われます。
今回は、漢字「峙」について学びます。
「峙」の音読み・訓読み
「峙」の音読みは「ジ・チ」です。
「峙」の訓読みは「そばだ(つ)・たくわ(える)・そな(える)」です。
「峙」の意味
「峙」には「そばだつ」や「そびえる」という意味があります。
「峙つ(そばだつ)」とは、「山や建造物などが、周りよりも高くそびえ立つ」という意味です。
また、「峙」には「じっと動かずにいる」という意味もあります。
「対峙」の読み方・意味
「対峙」は「たいじ」と読みます。
「対峙」とは、「山などが向かい合ってそびえ立つ」という意味や、「対立する者などが、にらみ合ったまま動かないこと」という意味です。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年