のぎへんに尤(就の右側)と旨いと書いてできる漢字「稽」の読み方や意味が何か分かりますか。
例えば、「稽古」といった言葉で使われる漢字です。
常用漢字ですので、一般常識として知っておきたいですね。
「稽」の読み方 音読み・訓読み
「稽」の音読みは「ケイ」です。
また、「稽」の訓読みは、常用外で「かんが(える)・とど(める)・とどこお(る)」です。
「稽」の意味
「稽」には「比べて考える」という意味があります。
また、「とどまる」という意味や、「ぬかずく(額を地面につけるほど体を曲げてお辞儀・敬礼する)」という意味もあります。
「稽古」とは 読み方と意味
「稽古」は「けいこ」と読みます。
「稽古」とは、「武術や芸事などを習うこと」という意味です。
例えば、「ピアノのお稽古」という風に使います。
なぜ「古」という漢字が使われているかというと、元々の意味が「昔のことを考える」というものだったからです(「稽」が「考える」、「古」が「昔のこと」という意味)。
「滑稽」とは 読み方と意味
「滑稽」は「こっけい」と読みます。
「滑稽」とは、「おかしいさま」や「ひじょうにばかばかしいこと」という意味です。
例えば、「滑稽な話」という風に使われます。
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-参考資料-
・『DK漢字辞典』・公益財団法人日本漢字能力検定協会編、『漢検 漢字辞典 第二版』
・阿辻哲次、他、『角川 現代漢字語辞典』、2001年1月31日
・藤堂明保、他偏、『漢字源 改訂第六版』、2018年