「湛(さんずいに「甚」、「勘」の左側)」は、なんて読むか分かりますか。
この「湛」は、例えば「湛える」という風に使われます。
この「湛える」の、読み方や意味が分かりますか。
ちなみに、「こらえる」ではありません。
「こらえる」は後述するように「堪える」と書きます。
「湛える」の読み方・意味・使い方
「湛える」は、「たたえる」と読みます。
広辞苑によると、「いっぱいにする。満たす。」という意味です。
他にも、デジタル大辞泉によれば、「ある表情を浮かべる」とか「感情を顔に出す」などの意味もあります。
例えば、「顔に満面の笑みをたたえて」等と表現したりしますね。
この「たたえて」を漢字で表すと「湛えて」となるのです。
「湛える」の使用例
他の使用例も見てみましょう。
「目に涙を湛える」
「愁いを湛える」
「堪える」の意味
ちなみに、字面で間違えやすいのが、「堪える(こらえる)」でしょう。
こちらはよく見かけるので、意味はご存知ではないでしょうか。
「耐え忍ぶ」とか「我慢する」という意味です。