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『ソクラテスの弁明』とは プラトンが描くソクラテスの人間性

最初の投稿日: 2020年8月28日 / 更新日: 2020年8月28日 /本ページはプロモーションが含まれています。

ソクラテスの弁明

『ソクラテスの弁明』とは、ソクラテスの弟子プラトンが著した対話篇の1つである。ソクラテスの裁判での言動を描写している。

「対話篇」とは、英語で dialogue(ダイアローグ)といわれることから分かるように、登場人物の対話形式で進む著作のことだ。

現代風にいえば、シナリオとか脚本といったものである。

とはいえ、『ソクラテスの弁明』のほとんどはソクラテスの言動によって構成されている。

ちなみに、『ソクラテスの弁明』は、ソクラテスが主人公であるが、これを書いたのはソクラテスの弟子であるプラトンだ。ソクラテスは、意外なことに著作を1つも残していないのである。そのことについては、以下の記事で詳しく書いたので参照してほしい。

⇒ソクラテス自身は本(書物)を書いていない?プラトンの功罪

なお、この書評については、私が所蔵する久保勉訳『ソクラテスの弁明・クリトン』(岩波書店)に基づいて書いた。

なぜソクラテスは訴えられた?その理由

ソクラテスが訴えられた理由、つまり訴訟人の訴えは、ソクラテスが「青年を腐敗させたこと」と「(国家が信ずる)神を信じなかったこと」とである。

ソクラテス自身が訴状について言及する箇所があるので見てみよう。

「ソクラテスは罪を犯す者である、彼は青年を腐敗せしめかつ国家の信ずる神々を信ぜずして他の新しき神霊(ダイモニヤ)を信ずるが故に」(p.30)

これはもちろん、訴えた側の主張である。この主張に対して、ソクラテスが弁明(反論)するのが、この対話篇の内容である。

裁判の冒頭で、ソクラテス自身は、自身は言葉遣いが苦手だ、と言っている。だが、『ソクラテスの弁明』で繰り広げられるソクラテスの理路整然とした主張や堂々とした態度はまさに見事で、そこに読者は感銘を受ける。

ところで、ソクラテスを訴えたのは誰だろうか。

ソクラテスを訴えた告発者は誰?なぜ?

ソクラテスを訴えた告発者は、メレトス、アニュトス、そしてリュコンの3人である。

メレトスは詩人で、ソクラテスによって自尊心を傷つけられた。そのため、ソクラテスを逆恨みするようになった。

アニュトスは、製皮業で成功した裕福な職人。学問的な素養のある自分の息子を自分と同じ製皮業へ従事させようとしたところ、ソクラテスに非難されたため、ソクラテスを憎むようになった。

リュコンについては、演説家、つまり政治家であること以外、あまり詳細は知られていない。

つまり、告発者の私怨によって起こされた裁判である側面が強いことが分かる。

これら告発者の訴えに対して、1点1点ソクラテスは反論していくことになるわけだ。

「クリトン」とは何?

私がこの書評を書くにあたり参照したのは、上述のとおり久保勉訳『ソクラテスの弁明・クリトン』(岩波書店)であるが、「クリトン」の表記があるのに気づいただろうか。

『クリトン』とは、『ソクラテスの弁明』の続編ともいえる対話篇である。『ソクラテスの弁明』で死刑判決が下された後の様子を描いている。

また、書名となっている「クリトン」は、ソクラテスの親友の名前である。

クリトンは、獄中にあるソクラテスの元を訪れ、関係者に賄賂を贈って逃げることを提案する。当時は、そういうことが普通に行われていたのだ。

友を思い、私財をなげうってでもソクラテスを助けたいクリトンと、己の信条に従い、死刑されることを受け入れるソクラテスの対話が繰り広げられる。とはいっても、大半はソクラテスの言動で構成されているが。

久保勉訳『ソクラテスの弁明・クリトン』(岩波書店)は、第1刷が発行されたのが1927年と、100年近くも前に書かれた本ではあるが、現代仮名遣いに直されていて読みやすい。おすすめの本である。


ソクラテスの弁明・クリトン

他の本も紹介しています。

⇒「カンタ書評」へ

-参考資料-
・プラトン著、久保勉訳『ソクラテスの弁明・クリトン』、岩波書店、1927年7月3日

カテゴリ: 書評 関連タグ:アニュトス, ソクラテス, ソクラテスの弁明, プラトン, メレトス, 対話篇

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