木偏(きへん)に山と書いて「杣」という漢字は何と読むか分かりますか。 仙人の「仙」に似ていますが、部首が違いますね。 なかなか現代では使われない漢字です。 「杣」の読み方 音読み・訓読み 「杣」には音読みがありません。 「杣」の訓読みは「そま」です。 「杣」は「国字」の1つです。 「杣」の意味 「杣」とは、「そま」という意味を持つ漢字です。 「杣(そま)」とは、「木材を切り出すための山」もしくは「山から切り出した木」という意味です。 古代の律令国家や寺社などで、建築用木材を確保するために指定された山です。 「杣山」とは 読み方と意味 「杣山」は「そまやま」と読みます。 「杣山」とは、「材木を切り出すために植林された山」のことです。 「杣人」とは 読み方と意味 … [もっと読む...] about 木へんに山で「杣」という漢字の読み方・意味・熟語「杣山/杣人」
国字
木偏に神で「榊(木神)」という漢字は何?読み方・意味「榊原康政」とは
木偏(きへん)に神と書いて、「榊」という漢字があります。 なかなか単独で使われることがない漢字ですが、例えば苗字で「榊原」という風に使われることがあります。 それでは、漢字「榊」について詳しくみていきましょう。 「榊」の読み方 音読み・訓読み 「榊」には音読みがありません。 「榊」の訓読みは「さかき」です。 国字の1つになります。 「榊」の意味 「榊」は、「さかき」というツバキ科の常緑小高木を意味する漢字です。 この「榊(さかき)」は、神木とされており、その枝葉は神に供えられます。 このように、榊は神道や神社に縁が深く、神事にも使用されることがあります。 「賢木(さかき)」と書くこともあります。 「榊原康政」とは 「榊原康政」は「さかきばら・やすまさ」と読みます。 … [もっと読む...] about 木偏に神で「榊(木神)」という漢字は何?読み方・意味「榊原康政」とは
凩(風の中が木)という漢字は何?読み方・意味 ショパンの名曲も同じ名前
「几」(つくえ)の中に「木」と書くと、「凩」という漢字になります。 さて、この漢字「凩」が何を意味するのか分かりますか。 ヒントは、秋・冬に吹くものです。 「凩」の読み方 音読み・訓読み 「凩」には音読みがありません。 「凩」の訓読みは「こがらし」です。 国字の一つですね。 ⇒国字とは 和製漢字について 「凩」の意味 「凩」は、「木枯らし(こがらし)」という意味を持つ漢字です。 「木枯らし」とは、秋の終わり(晩秋)から冬にかけて強く吹く冷たい風のことです。 「木枯らし」と聞くと、そういえばショパンが作曲した練習曲にも『木枯らし』という名前がつけられているものがあります。 ⇒ショパン練習曲『木枯らし』とは 作品25第11番 … [もっと読む...] about 凩(風の中が木)という漢字は何?読み方・意味 ショパンの名曲も同じ名前
国字とは 和製漢字について
漢字辞典などを読んでいると、「国字」という項目があることがあります。 多くの場合、「国」と記されていますね。 さて、この「国字」とは一体何でしょうか。今回は、「国字」について学びましょう。 「国字」とは 「国字」とは、広義において、「中国以外で作られた漢字」のことです。 狭義では、日本で用いられる場合、「日本で作られた漢字」を指すことが多いですね。 「和製漢字」とは 「和製漢字」とは、日本で作られた漢字のことを指します。しばしば「国字」と呼ばれます。 和製漢字は、他にも「和字」、「倭字」、「皇朝造字」などと呼ばれることもあります。 国字(和製漢字)の例 国字(和製漢字)には色々ありますが、代表的なものとしてよく紹介されるのは「峠(とうげ)」ですね。 他にも「凪」などがあります。 … [もっと読む...] about 国字とは 和製漢字について
木へんに正で「柾(木正)」という漢字は何?読み方・意味・熟語「柾目/柾目紙」など
木偏(きへん)に正しいと書いて、「柾」という漢字があります。 木へんがついていることからも分かるように、「木」に関する言葉で使われる漢字です。 日常的にはあまり使われることはありませんが、専門的な本や文献などで見かけることはあります。 「柾」の読み方 音読みと訓読み 「柾」には音読みがありません。 「柾」の訓読みは「まさ・まさき」です。 国字に含まれます。 ⇒国字とは 和製漢字について 「柾」 の読み方と意味 「柾」 は、「まさ」、「まさき」と読みます。 「柾(まさき)」は、 … [もっと読む...] about 木へんに正で「柾(木正)」という漢字は何?読み方・意味・熟語「柾目/柾目紙」など