四字熟語に「臥薪嘗胆」というものがあります。 難しい字ばかり並んでいるので、読めない人もいるかもしれませんね。 今回は、「臥薪嘗胆」について説明します。 「臥薪嘗胆」の読み方 「臥薪嘗胆」は、「がしんしょうたん」と読みます。 「臥」は「横たわる」という意味の漢字で、「臥薪」で「たきぎ(薪)の上に寝る」という意味になります。 「臥薪嘗胆」は、中国の春秋時代の有名な故事に由来する四字熟語です。 その故事については、後述することにして、まず「臥薪嘗胆」の意味をご説明します。 「臥薪嘗胆」の意味 「臥薪嘗胆」とは、一言でいえば、「大きな目的を果たすために、苦労や努力を重ねること」を意味します。 上述したように、「臥薪」は「たきぎの上に寝る」という意味です。また、「嘗胆」は「苦いキモをな … [もっと読む...] about 「臥薪嘗胆」とは/読み方・由来・意味/四字熟語辞典
四字熟語
「孟母三遷の教え」とは何か 意味・由来・使い方・原文
四字熟語に「孟母三遷(もうぼさんせん)」というものがある。 この「孟母三遷」は、「孟母三遷の教え」とも言う。私はこの教えを地で行ったので、その意味が良く分かる。 さて、この「孟母三遷」の意味をご存じだろうか。 「孟母三遷」の意味 「孟母三遷」は、簡単に言うと「子供の教育には環境が大切」という教えのことだ。 子供を持つ親としては、同じような意見を持つ人が多いのではないだろうか。 「孟母三遷」の由来・出典 「孟母三遷」は、中国の戦国時代の思想家で著名な孟子の母親の故事からきている。 故事の出典は、『列女伝』の「鄒孟軻母」。また、『蒙求』の「一三四 … [もっと読む...] about 「孟母三遷の教え」とは何か 意味・由来・使い方・原文
「破顔一笑」の読み・意味・使い方 四字熟語辞典
4文字の熟語のことを四字熟語といいますが、その四字熟語の中に「破顔一笑」というものがあります。 「一笑」の意味は何となく分かると思いますが、「破顔」はどうでしょうか。「顔を破る」って、なかなかピンと来ませんね。 今回は、「破顔一笑」について学びます。 「破顔一笑」の読み方と意味 「破顔一笑」は「はがんいっしょう」と読みます。 「破顔一笑」の意味は、「にっこり笑うこと」です。 「破顔」は「顔をほころばせること」を意味し、「一笑」は「少し笑うこと」ですね。 「破顔」は「表情を崩す」と同じような意味を持ちますが、言葉のロジックも似ていますね。 「破顔一笑」の使用例 それでは、「破顔一笑」はどのように使われるのでしょうか。 「破顔一笑」は、「破顔一笑する」という風に使われることが多いで … [もっと読む...] about 「破顔一笑」の読み・意味・使い方 四字熟語辞典
結婚祝いで使える四字熟語 スピーチやお祝いメッセージで
友人や知り合いが結婚したときに、お祝いのメッセージを贈りたいと思う人は多いと思います。 中には、祝辞、つまりお祝いの言葉やスピーチを頼まれる人もいるでしょう。 その際に使える四字熟語を集めました。それぞれの読み方や意味、使い方を紹介しますので、是非参考にしてください。 1.「栄諧伉儷」 「栄諧伉儷」は「えいかいこうれい」と読みます。 「栄えて、むつまじく仲のよい円満な夫婦のこと」や「調和のとれた仲睦まじい夫婦のこと」を意味します。 妻を娶り迎える人に対するお祝いの言葉です。 「栄諧伉儷」の「栄諧」は、「栄えて和らぐ」という意味で、「伉儷」は「夫婦」という意味です。 「栄諧伉儷、仲睦まじく幸せな家庭を築いてください」という風に使われます。 2.「鴛鴦之契」 「鴛鴦之契」は「えんお … [もっと読む...] about 結婚祝いで使える四字熟語 スピーチやお祝いメッセージで
「深謀遠慮」とは 意味を解説 「深慮遠謀」との違いとは【四字熟語】
4文字で書かれた熟語のことを「四字熟語」と言いますが、そんな四字熟語に「深謀遠慮」というものがあります。「しんぼうえんりょ」と読みます。 この四字熟語の意味を知っていますか。 また、似たような四字熟語に「深慮遠謀(しんりょえんぼう)」というものもあります。「深謀遠慮」と「深慮遠謀」との違いとは何でしょうか。 「深謀遠慮」の意味 「深謀遠慮」は、「深く考えることにより、将来の遠い先のことまで見通した周到かつ綿密な計画を立てて、準備すること。また、その計画」という意味です。 つまり、目先のことを対処するのではなく、2手3手先のことを見据えて計画を練る、というような意味です。 私が初めてこの四字熟語に出会ったのは、確か中国の昔の歴史や文学、特に三國志などをよく読んでいた中学生時代のことだと思います。 その三国 … [もっと読む...] about 「深謀遠慮」とは 意味を解説 「深慮遠謀」との違いとは【四字熟語】